数々の世界最高峰レースでの勝利から蓄積されるテクノロジー、インテリジェンスで精緻なデザインワーク、そして工芸品を思わせる質の高いフィニッシュ…。その全てが高い次元で融合し、「世界基準=
グローバルスタンダード」といえるアルミホイールが誕生するとENKEIは考える。
今回「RP05」「RS05」に初採用されたカラーリング「キアロシルバー」はその「世界基準」の重要なファクターの1つである「グローバルスタンダードカラー」である。
「キアロシルバー」の「キアロ」とは、イタリア語の絵画明暗法「キアロスクーロ(Chiaroscuro)」にその名を由来し、シルバー色の元となるメタル成分の輝き自体をよりいっそう美しいものとし、塗料にブレンドする事でハイライトを際出たせ、光と影のコントラストが圧倒的な立体感を生み出している。塗装工程には数層にわたりコートを施す「6コート」と呼ばれる、ハイエンドカーのスペシャルボディカラー塗装と同様の手間と時間をかける事で、独特の美しい明るさとともに重厚感をも実現。また、トップコートには高純度パウダーコートクリア採用により、厚膜でも優れた透明感を実現。
そしてスポークや、リム側面及び裏面への入念なコートにより、ENKEIの「グローバルスタンダード」モデルは、まさしく“360°PERFECT”と呼ぶにふさわしい高品位な仕上がりを見せる。その奥深い輝きと艶は是非、実際に見て・触って感じて貰いたい逸品である。
それでは、そんなENKEI独自の“世界基準”を採用したRacing「RP05」「RS05」を紹介していこう。
Racing「RP05」は“本物”を追い求めるスポーツ系ホイールユーザーに圧倒的な支持を得た、傑作RP01〜RP03の後継モデル。ENKEI伝統の5スポークデザインを継承しながら、洗練されたエンジニアリングとエモーショナルな高性能デザインにより、更に進化を遂げた。そして最新鋭のホイール製法「MAT-DULA
FLOW FORMING」にて成形されたリムは、独自の設計技術により高剛性と軽重量を高次元で両立。メインスポークと強度・剛性を確保するパワーリブの役割を担いながら、軽量化の為のスリットへと変化するサブスポークで構成される考え抜かれたデザインのRacing「RP05」は、スポーツカーはもちろん、インテリジェンスの香り漂うスポーツセダンにこそふさわしいだろう。
Racing「RS05」はKカーからFFスポーツカーをメインターゲットに、1ピース・ライトウェイトホイールとして設計開発。極限までシェイプされリムまで伸びるスポークは、断面のタテ・ヨコ比最適化により、軽重量・高剛性の両立を実現させると同時にブレーキ放熱にも大きく貢献。製法にはライトウェイトホイール製法の定番となった「MATプロセス」を採用。機能性とデザイン性というホイールを構成する重要な要素を高次元でバランスさせたマルチスポークホイールRacing「RS05」は、国産車・欧州車を問わず最高のマッチングを約束する。
Racing「RP05」「RS05」の気になる発売時期は、2モデルとも2007年10月1日発売予定。
皆さんには実際に店頭でご覧いただき、ENKEIの考える「世界基準=グローバルスタンダード」モデル、Racing「RP05」「RS05」をぜひ、その目で確認してもらいたい。また「グローバルスタンダード」モデルは順次、ENKEIブランド製品に拡大採用していく予定だ。今後とも、ぜひENKEI「グローバルスタンダード」モデルに注目して欲しい。
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