長年に渡りＥＮＫＥＩは、多くの有力チームと共にハコレースの最高峰「ＳＵＰＥＲ　ＧＴ（旧ＧＴ選手権）」に挑戦をしてきた。そして、その激しい戦いの中で鍛え上げられ、数々の栄冠を手にしたコンペティションホイールは、「ＮＴ０３」「ＲＣ５」と言う形でストリートホイールにフィードバックされ、スポーツホイールユーザーの熱い支持を受けてきた事は記憶に新しい。

そんな中、ＥＮＫＥＩでは２００４年から、年々性能の高くなるＳＵＰＥＲ　ＧＴレースカーに対応すべく、Ｎｅｗホイールの開発をスタート。
長年に渡る参戦経験をもとに、時にはレースエンジニア、そして時にはタイヤエンジニアとディスカッションを重ね、導き出されたレース用ホイールに求められる性能は「高性能シャシーの様な高い剛性」であった。

そんな「高剛性」を重視し開発後、実戦投入されたＳＵＰＥＲ　ＧＴレース用ホイール「ＳＲＭ１（ＧＴ５００用）」「ＳＲＭ２（ＧＴ３００用）」は、２００４年シーズン中にすぐさま初勝利を挙げると、２００５年シーズン開幕戦ではＥＮＫＥＩとしては初のＧＴ５００、ＧＴ３００両クラス優勝を果たした。そして２００６シーズンもＧＴ５００クラスで話題の新車ＳＣ４３０にも抜群のマッチングを見せ、開幕戦、第３戦と早くもシーズン２勝を挙げ、性能の高さをレース結果で証明してみせた。

そして、今夏遂にＳＵＰＥＲ　ＧＴレース用ホイール「ＳＲＭ１（ＧＴ５００用）」「ＳＲＭ２（ＧＴ３００用）」直系のストリートモデル「Ｒａｃｉｎｇ　ＧＴＣ０１」が登場する。

レーシングフィールで鍛え上げられた機能を余す事無く採用した「ＧＴＣ０１」は、あなたの車を「コーナリングマシン」へと変貌させるに違いない。