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D1グランプリ2006年シリーズは3月、アメリカのアーウィンデール・スピードウェイで戦いの火蓋が切られた。
2005年シーズン途中から投入した熊久保選手のインプレッサは、「いつでも1勝ができると確信をしていました。」と言うほど、仕上がりは好調。その言葉通り開幕戦は順調に勝ち進み、決勝戦で破れはしたものの2位を獲得。マシンはチャンピオン争いができる事に自信を持ったシーズンの始まりだった。
「今までは”チャンピオン”と言うことはほとんど意識していなかったが、チームメカニックでもあるJUN小山氏の勝利への執着に、いつしかチーム全体、そしてもちろん自身も1勝そしてチャンピオンへの執着がわいてきた」と語る熊久保選手は第2戦以降も着実にポイントを重ね、地元EBISU開催となった第5戦でついに、念願のインプレッサでの初優勝を飾る。すると自身の中で「1勝の確信」が「チャンピオンの確信」へ変わって行ったと言う。
そして3ポイント差で迎えた最終戦。チャンピオンを争う野村選手とはお互いに決勝戦に進んだ時点で、自分のチャンピオンが決定すること。そして野村選手とは決勝まで対戦しない組み合わせだった事で「当日は以外と落ち着いていてトーナメント表を見ても完全に自分に分がありました。」と熊久保選手は振り返る。
そして何より心強かったのは「チームオレンジ」の盟友、田中選手の存在だった。田中選手は集中力を欠かさず、熊久保選手のチャンピオン獲得のバックアップをしようと強敵を倒し続け熊久保選手との対決となる準決勝まで勝ち上がって来た。
結果的にはライバルの野村選手がもう一方の準決勝で敗退したため、チームメイト対決以前にチャンピオン獲得が決定したが、田中選手の頑張りが熊久保選手にとって精神的に有利な状況を作り出したのは、揺ぎ無い事実だろう。
最後に熊久保選手は「本当に、チームメイトのありがたさ、どんな状況でも車をベストにしてくれたメカニック、そしてD1では激しい走りをするがあまりに頻繁に起こるホイールの割れトラブルが一度も起きなかったENKEIホイールのおかげだと、本当に感謝をしています。」と2006年シーズンを締めくくってくれた。
ディフェンディングチャンピオンとして迎える2007年シーズンも、チームオレンジの活躍に期待して欲しい。

〜シリーズチャンピオン熊久保選手のコメント〜
「2006年度D1★GPのシリーズチャンピオンを獲得することができました。応援をして頂いた皆様に感謝をいたします。
このチャンピオンは、実力でも、運だけでもなく、私がドリフトを始めた頃から約十数年間私を応援し続けてくれたENKEIホイールそして、各スポンサーの方々、そして何よりD1参戦当初からチームオレンジを応援してくれていたファンの皆様があってのチャンピオンだと思っています。今まで、”観客を楽しませればいい!””自分が楽しければいい!”とD1を盛り上げる事をメインに参戦してきましたが、2006年度は応援して頂いている方々に”チャンピオンをプレゼントしよう!”と心に決めていました。そんな中で獲得出来たチャンピオンは本当に感無量です。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
2007年度も車両をバージョンアップし、昨年以上のパフォーマンスそして、昨年以上の楽しいD1にしていきたいと思いますので、ENKEIホイール装着車両そしてチームオレンジの応援よろしく御願い致します。」

 
  熊久保選手が駆るチームオレンジの
  YUKE’S CUSUCO with ADVANインプレッサ。
 
  タイヤスモークと共に、激走する熊久保選手。
 
 
  「チームオレンジ」熊久保選手の盟友、田中選手。
 
 
  2006チャンピオン熊久保選手の走りを足元から
  支えた、ENKEI Racing RPF1。



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